成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

*

中国個人所得税ニュース 非居住者個人および住所がない居住者の個人所得税に関する公告(前半)

      2019/03/24

中国国家税務総局のホームページに「非居住者個人および住所がない居住者の個人所得税に関する公告」がありましたので、ご紹介します。

原文は关于非居民个人和无住所居民个人有关个人所得税政策的公告で確認できます。

個人所得税法が改正されてからいろいろと変わります。
この公告、長いので本日は前半をご紹介します。
また、一般的な日本人サラリーマンに関連しそうな部分のみをご紹介します。全訳ではありませんのでご注意ください。

一、所得の源泉地
(一)賃金給与所得
・個人が取得する中国国内(以下国内)業務期間に属する賃金給与は、中国国内源泉の賃金給与所得である。
・国内業務期間は、個人の国内業務日数で計算し、国内の実際業務日及び国内、国外で享受する休暇、教育訓練の日数を含む。国内、国外単位で同時に任務を行う或いは国外単位で任務を行う個人が、国内に滞在する当日が24時間に満たない場合、半日の国内日数として計算する。
・住所がない個人が、国内、国外単位で同時に任務を行う或いは国外単位で任務を行う場合、且つ当期間同時に、国内、国外で業務を行う場合、その国内、国外源泉所得の計算は、西暦日数に占める国内、国外業務日数の割合により按分する。

(二)考課期間が数か月になる賞与
・住所がない個人が取得する賞与は、第一条(一)により源泉地を確定する。
・住所がない個人が国内で業務を執行する際に賞与を取得した場合、国外勤務に属する部分は、国外源泉賃金給与所得として扱う。
・住所がない個人が国内での業務を停止し出国した後に賞与を取得した場合、国内勤務に属する部分は、国内源泉賃金給与所得として扱う。
・本公告における数か月になる賞与とは、一度に取得する数か月の計算期間にまたがる賞与、年末賞与、配当などを指し、毎月固定で支払う賞与及び一次性支給の数か月賃金を含まない。

(三)董事、監事、高級管理職が取得する報酬
・国内居住者企業の董事、監事、高級管理職(以下高級人員)は、国内で業務をするしないにかかわらず、国内居住者企業が支給した或いは負担した董事費、監事費、賃金給与或いはその他類似の報酬(以下高級人員報酬)は、国内源泉所得として扱う。
・本公告における高級管理職は、企業の総経理、副総経理、各職能総師、総監およびその他類似の管理層を指す。

二.住所がない個人の賃金給与所得の収入額の計算方法
(一)住所がない非居住者
①非居住個人で国内滞在日数が90日を超えない場合
非居住個人で国内滞在日数が90日を超えない場合、国内業務期間に属し国内雇用者が支給する或いは負担する賃金給与について個人所得税を納付する。当月賃金給与収入額の計算公式は以下(計算式一)。

②非居住個人で国内滞在日数が90日を超え183日に満たない場合
非居住個人で国内滞在日数が90日を超え183日に満たない場合。国内業務期間に属する賃金給与所得について個人所得税を納税する。国外業務期間に属する賃金給与所得は、個人所得税を納税しない。当月賃金給与収入額の計算公式は以下(計算式二)。

(二)住所がない居住者
①住所がない居住者で国内滞在日数が満183日の年度が6年連続しない個人
住所がない居住者で国内滞在日数が満183日の年度が6年連続しない個人は、国外業務期間に属し国外単位或いは個人が支給した賃金給与部分以外について、個人所得税を納税する。
計算式は以下(計算式三)。

②住所がない居住者で国内滞在日数が満183日の年度が6年連続する個人
国内外すべての賃金給与所得について納税する。

(三)住所がない高級人員
①国内滞在日数が累計90日を超えない高級人員
国内滞在日数が累計90日を超えない高級人員は、国内雇用主が支払った或いは負担した賃金給与所得について納税する。当月賃金給与収入額は当月国内支給或いは負担の賃金給与収入額とする。

②国内滞在日数が累計90日を超え183日に満たない高級人員
国内滞在日数が累計90日を超え183日に満たない高級人員は、国外業務期間に属する賃金給与所得で国内雇用主が支給或いは負担しない部分を除き、個人所得税を納税する。計算式三で計算する。

公告全体の50%くらいの抄訳です。2019年1月1日から遡っての適用です。

【顧問サービスのご案内】
当社は、毎月貴社を訪問して、法改正や経済動向の解説や対応のアドバイスを行うサービスをしています。
法改正への対応が遅れると、行政処罰や労働争議などのトラブルが生じかねませんので、是非、本サービスをご利用ください。サービスの詳細や料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。

■ご質問、ご相談がありましたら下記から内容を記入して送信してください。

 

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。
また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

 - 個人所得税改正などのニュース