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中国 年末賞与の税金計算

      2019/02/21

中国税務報のウェイボーに「年末賞与の税金計算」の解説がありましたのでご紹介します。
年末賞与は税金計算に優遇があります。原則的には給与と賞与を合算して税金計算しますが、これをすると課税対象額が多額になります。これへの対策としてこのような制度があります。また、日本企業のように年2回支払う場合でも、うち1回はこの計算方法を使うことができます。

1.年末賞与と月額給与を一緒に支払う場合。
①月給が4,800元、賞与が24,240元の場合の税金計算は以下。
・賞与
24,240元を12か月で割った2,020元で税率表の税率や控除額を抽出する。2,020元の場合、税率は10%で控除は105元のため、賞与の税金は、24,240元×10%-105=2,319元となる。
・月給
普通に計算する。
(4,800-3,500)×3%-0=39元
②上記で仮に、月給が3,260元、賞与が24,240元の場合
3,500元の控除額に月給が満たないため、余った控除枠240元を賞与計算に使用できる。このため、賞与の税金計算は以下になる。
(24,240-240)×10%-105=2,295元

2.仮に、入社歴が1年に満たない場合。
2016年7月入社で12か月勤続していない場合でも、賞与を12か月で割ることができる。

3.月給と賞与以外の支給がある場合。
月給4,000元、賞与30,000元、評価給6,800元の場合は、賞与を除いた支給を合算して税額計算し、賞与は12か月で割って上記1同様に計算する。
・月給等
(4,000+6,800-3,500)×20%-555=905元
・賞与
30,000÷12=2,500
→適用税率は10%、控除は105元
30,000×10%-105=2,895元

複雑ですが、間違えると社員さんとのトラブルになる可能性もありますのでご注意ください。法律は、国税発[2005]9号です。

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