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中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

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「兵法三十六計」から逆算する中国ビジネスで失敗しないコツ 第三十四計 苦肉計

      2017/01/19

中国人に騙されたというお話しをお聞きします。ただ、当の中国人は騙したつもりもなく何事もなかったような顔をしています。このようなギャップが生まれる原因はどこにあるのでしょうか?
いろいろと見聞きすると、原因の一つに「中国には兵法三十六計によるビジネスが根付いているが、日本ではそうでもない」というのがあるようです。
文化の違いで思わぬ苦労をすることがあります。グローバルビジネスにおいては、相手国の文化や歴史も学び、相手を理解することが大切であると言われます。お互いがお互いを理解して、よいビジネスパートナーになっていただければと思います。

今日ご紹介するのは、第三十四計「苦肉計」です。

第三十四計「苦肉计(ku3 rou4 ji4)」
所謂「苦肉の策」ですね。日本でもよく使われますので特に説明も必要ないでしょうか。

中国ネットの事例をご紹介します。

王さんが家具店に机を買いにいった際に、店員と値切り交渉を行った。まずは「7掛」を要求するも、店員は「8掛」を主張して平行線であった。そこへ家具店の社長が来て、店員に商談の状況を尋ねた。店員が「8掛けで交渉している」と伝えると、社長は「仕入値は7掛である。8掛で販売しては利益は10%しかない。そんな利幅でどうやって給料や水道光熱費などの経費をまかなうのか」と店員を罵倒し始めた。王さんはその罵倒の激しさを見るに見かねて8掛で机を購入せざるを得なかった。

仕入値が7掛かどうかはともかく、演技が上手ですね。ほかにも「田舎の両親が病気」とか「弟の学費が足りない」などの不幸を並べて、直接的にはお金を要求しないものの、同情を引いて相手に自発的に援助させようとする人もいますので注意が必要です。たいてい嘘ですから、ひっかからないようにしてください。

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