中国環境ニュース 大気汚染都市ランキング発表、最も空気が悪い都市は?
2019/02/21
中国各種メディアで「9月および9月までの大気汚染の状況」の記事がありましたので、ご紹介します。
环境保护部が発表しています。トップページの下のほうに、スクロールして都市名と数字がたくさん並んでいる場所がありますが、そちらでPM2.5などの汚染物質の状態が公表されています。どのように測定しているかはわかりませんが。
①空気が汚い都市
・9月において、空気が汚い10傑は、邢台、石家庄、太原、邯郸、唐山、保定、北京、廊坊、郑州、天津であった。
・1月~9月の累計では、石家庄、邯郸、邢台、保定、唐山、太原、郑州、衡水、西安、济南であった。②空気がきれいな都市
・9月において、空気がきれいな都市10傑は、海口、拉萨、舟山、贵阳、昆明、台州、厦门、丽水、福州、哈尔滨市であった
・1月~9月の累計では、海口、拉萨、舟山、珠海、丽水、惠州、深圳、厦门、贵阳、福州であった。③数値
・天気が良い日の比率が全国338都市で平均87.7%(2.2ポイント上昇)、PM2.5数値は平均30(16.7ポイント減少)、PM10は平均60(6.2ポイント減少)となった。
冬にかけて、特に北部は空気が汚くなる季節を迎えますね。
北京でもかつては、PM2.5が100超えが当たり前で300や500の日もあり、という感じでしたが、今年はどうでしょうか?
そろそろ、マスクの準備をされたらと思います。
ハルビンは1,000超えの日もあって、昼間でも空気が真っ黒でまるで夜のような風景でした。
かつてはアメリカ大使館が独自に計測した値を発表していて、われわれもそれをあてにしていましたが、今はどうでしょうか?
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