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中国 反スパイ法に注意(再掲)

      2019/02/21

海南島などで日本人6名がスパイ容疑で拘束されたとの報道がありました。
関連する法律には、ご承知のとおり、中国には反スパイ法と国家安全法があります。
2015年10月に反スパイ法に関する記事を投稿しましたが、再掲します。
かつては、北朝鮮との国境付近でも「軍事施設の写真を撮った」との嫌疑で日本人が拘束されています。
軍事施設には近づかない、そのような場所の情報を調べる、通訳や案内人は向こうまかせではなくこちらサイドとしても信用のおける中国人などをリテインする、などの準備をしていただければと思います。
他人事ではないと思いますので、下記を今一度確認ください。

・スパイ行為を防止、制止および処罰し、国家安全を維持するため、憲法に基づいて本法を定める(第一条)。
・スパイ行為とは以下のことを指す(第三十八条)。
(一)スパイ組織及びその代理人等が、他人に対して資金援助や指示をして実施する、或いは国内外機構、組織、個人が結託して実施する、中華人民共和国の安全に危害を加える活動。
(二)スパイ組織に参加する、或いは、スパイ組織及び代理人の任務を受ける行為
(三)スパイ組織及びその代理人等以外のその他の国外組織、機構、個人が実施或いは指示して行わせる、また資金援助して他人に行わせる、或いは、国内機構、組織、人が結託して実施する、窃盗、偵察、買収或いは違法な国家機密の提供や情報の提供、或いは国家業務人員の裏切り行為を策動、誘惑、買収する行為
(四)敵のために攻撃目標を指示する行為
(五)その他スパイ活動の実施
・国家安全機関は反スパイ業務を遂行するために、法によって、捜査、拘留、尋問、逮捕および法が規定するその他職権を行使することができる(第八条)

全四十条からなりますが、国家安全機関の活動を保障する内容などが定められています。スパイ行為の具体的な記述がありませんからどうしても、現場の恣意性が入ることになります。大都市市内でも軍関係の敷地は結構ありますので、やたらめったら写真を撮るなどの行為はやめたほうがよいと思います。

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