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中国 2016年十大流行語

      2019/02/22

中国の《咬文嚼字》という雑誌が、2016年の十大流行語を発表しました。今年最後のブログ更新となりますので、中国の今年を流行語でまとめたいと思います。

①供給側
・2015年11月の中央財経リーダー小委員会で提出された「供給側構造改革」からの流行語。過剰生産問題などの解消に取り組む政策から流行。
②工匠精神(匠の精神)
・2016年の《政府工作報告》からの流行語。企業発展個性化、生産柔軟性などを推進するために「匠の精神」を活用しようというもの。
③小目標
・映画やテーマパークなどレジャー大手の「万达」グループの王CEOの言葉からの流行語。「世界トップを目指すのはいいことである。しかし、まず小さな目標を達成することが大切である。私の場合は1億元を稼ぐことだった」。もともとは「千里の道も一歩から」というような前向きな解釈であったが、1億元が一般人には達成できないレベルだったため、そもそもかなわない目標というような意味に。
④洪荒之力
・「全力を出し切った」というような意味。リオオリンピックの競泳選手である傅园慧がインタビューで答えた言葉からの流行語。インタビューに答える姿がこれまでの中国選手にない自然な姿であったため人気となる。

⑤吃瓜群众
・「やじ馬」というようなニュアンスの言葉。ネット上で顛末や状況がはっきりしない事柄について、見守るような書き込みをする様子を表す。
⑥友谊的小船说翻就翻
・「友情はもろく崩れやすい」というような意味。小舟の縁に座るペンギンのうち、一方が飛び立つとその小舟が転覆するこのGIF動画がかわいいと流行に。

⑦葛优躺
・「姿勢が悪い」というような言葉。葛优という役者さんが1993年に演じた喜劇の中で、横になる姿勢が悪いのでそれをもじって、葛优+躺(横たわる)となった。その画像が微信のスタンプとして使われるなどして流行に。

⑧套路
・だますなどの意味。もともとは武術用語であったが、ネット上でだますなどの意味でつかわれる。
⑨一言不合就xx
・意見が合わないなどの意味。これもネット語
⑩蓝瘦,香菇
・つらいなどの意味を持つ「难受想哭」の言い間違い(方言がきついのが原因とも)。失恋した様子を撮影した動画での男性のセリフ。

微信はLINEのようなものですが、微信などのネットの影響で流行する言葉が多いようですね。
①と②が定着すると、中国経済にとっても、また中国でビジネスをされるみなさんにとっても有意義ですので、成功や定着してほしいと思います。

一年間、当ブログを閲覧いただきありがとうございました。皆様のお役に立てたかどうかはわかりませんが、何かの参考になったとしたら幸いです。
また、ご意見などありましたら、メールをいただければと思います。

来年が皆様にとって良い年となりますように。新年快乐!

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