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中国 反スパイ法に注意を!

      2019/02/21

最近、中国で日本人がスパイ行為の疑いがあるなどして拘束されています。各種報道などによると現在4名が拘束されているようです。
駐在員や出張者の皆さんも決して他人事ではないと思いますし、十分に気を付けられていると思いますが、今一度、反スパイ法(中国語「反间谍法」)に目通しいただきより注意してもらえればと思います。抜粋します。

・スパイ行為を防止、制止および処罰し、国家安全を維持するため、憲
法に基づいて本法を定める(第一条)。
・スパイ行為とは以下のことを指す(第三十八条)。
(一)スパイ組織及びその代理人等が、他人に対して資金援助や指示を
して実施する、或いは国内外機構、組織、個人が結託して実施す
る、中華人民共和国の安全に危害を加える活動。
(二)スパイ組織に参加する、或いは、スパイ組織及び代理人の任務を
受ける行為
(三)スパイ組織及びその代理人等以外のその他の国外組織、機構、個
人が実施或いは指示して行わせる、また資金援助して他人に行わ
せる、或いは、国内機構、組織、人が結託して実施する、窃盗、
偵察、買収或いは違法な国家機密の提供や情報の提供、或いは国
家業務人員の裏切り行為を策動、誘惑、買収する行為
(四)敵のために攻撃目標を指示する行為
(五)その他スパイ活動の実施
・国家安全機関は反スパイ業務を遂行するために、法によって、捜査、
拘留、尋問、逮捕および法が規定するその他職権を行使することが
できる(第八条)

全四十条からなりますが、国家安全機関の活動を保障する内容などが定められています。スパイ行為の具体的な記述がありませんからどうしても、現場の恣意性が入ることになります。北朝鮮との国境付近で拘束された日本人の容疑は「軍事施設の写真」を撮ったでしたが、これは偵察行為に該当するのだろうと思います。駐在員の方はご存じのとおりですが、出張者が気を付けていただきたいのは、軍事施設は「市内にも結構ある」ということです。私が住んでいた北京でも地下鉄の駅のすぐそばのショッピングモールの隣の隣がそうでした(ちなみに隣はマンション)。また、ある会計事務所を訪問したところ、その会計事務所が利用している食堂は解放軍の経営でした。会計事務所は軍部の土地に建っているマンションの一室で業務しています。これら施設は重要なものではないと思いますが、逮捕の口実にされることはあろうかと思いますので、李下に冠を正さず、ではないですが、写真を撮ったりするなどの不審な行為はされないことがよろしいかと思います。

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