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中国企業所得税ニュース 税務上の経費と会計上の経費の違い

      2019/09/26

中国上海税務局のウェイボーに「税務上の経費と会計上の経費の違い」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。

税務上の経費は日本では「損金」と呼ばれ、一般的な呼び方である経費とか費用とは区別しています。

損金として扱えることを損金算入、扱えないことを損金不算入と呼び、経費のうち、損金不算入となる部分は、利益に加算され、その分税金が増加することになります。

支払った経費は、すべて損金として扱いたいところですが、中国でも日本同様に、そうは問屋が卸さないようです。

なお、下記のような調整をしますので、決算書上の利益と、税務上の利益(所得といいます)には差異が生じます。

①工会会費
・会計では、全額費用
・税務では、賃金給与総額の2%までは損金算入

②従業員福利厚生費
・会計では、全額費用
・税務では、賃金給与総額の14%までは損金算入

③従業員教育経費
・会計では、全額費用
・税務では、賃金給与総額の8%まではその事業年度内で損金算入。超える部分は、翌事業年度に繰り越して損金算入できる。

④交際費
・会計では、全額費用
・税務では、発生額の60%までは損金算入。ただし、当該事業年度の売上高の5%を限度とする。

⑤広告宣伝費
・会計では、全額費用
・税務では、原則、当該事業年度の売上高の15%までは損金算入。超える部分は、翌事業年度に繰り越して損金算入できる。

上記は原則的な扱いですが、業種によっては優遇があります。
例えば、集積回路設計企業は、教育経費を全額損金処理できたりします。

業種別に優遇がありますので、チェックしていただき節税したいですね。

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