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中国税金ニュース 経費だけど、税金がかかる? 知らないと損するかもしれない経費の知識

      2019/02/21

中国北京地税局のウェイボーに「経費だけど、税金がかかる経費は?」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。

日本でも、多額の交際費は税金がかかるなどの税務上の縛りがありますが、中国にも似たような縛りがあります。
税金がかかるとは、会計上は経費でも、税務上は経費ではない(これを損金不算入といいます)ことをいいます。
例えば、売上高100で、経費が80として、経費のうち税金のかかる交際費が30あったとすると、会計と税務では以下のような違いが生じます。

①会計の場合
 売上高 100    
 経費  80    
 利益  20

②税務の場合
 売上高   100 
 経費     80 
 利益     20
交際費調整  30
 所得     50(税務上の利益)

会計上の利益20に税金がかかるような気がしますが、実際は、交際費が税務上の経費にならないため、50に税金がかかります。

中国でこのような調整が行われる経費について主なものをご紹介します。

①福利厚生費
・賃金給与総額の14%を超えない金額は経費として処理できる。
②工会経費
・賃金給与総額の2%を超えない金額は経費として処理できる。
③教育経費
・賃金給与総額の2.5%を超えない金額は経費として処理できる。超えた部分は、翌年度に繰り越すことができる。
④交際費
・事業に関連する交際費のうち、支出額の60%は経費として処理できる。ただし、売上高の0.5%を上限とする。
⑤広告宣伝費
・事業に関連する広告宣伝費のうち、売上高の15%を超えない金額は経費として処理できる。超えた部分は、翌年度に繰り越すことができる。
⑥公益性寄付金
・利益総額の12%以内の部分は、課税所得から控除できる。12%を超える部分は、3年間繰り越しできる。

ハイテク企業認定など優遇認定を受けると、上記の経費処理の額も大きくなります。優遇措置も様々ありますので、タックス戦略として検討されると、キャッシュフローの改善につながるかもしれませんね。

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