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中国税金ニュース 500万元を超えない設備、器具の一括損金算入についての詳細な規定が出ました。

      2019/02/21

中国国家税務総局のホームページに「設備、器具の一括償却に関する公告」がありましたので、ご紹介します。

原文は关于设备 器具扣除有关企业所得税政策执行问题的公告で確認できます。

すでに、500万元を超えない設備、機械については一括償却損金処理できることは「通知」レベルで発表されていますが、その通知を受けて、「公告」レベルの補足が出ました。

ご承知のとおり、この優遇は2020年12月31日までの時限ですので、設備投資や更新を予定されている企業は本優遇を有効活用されたらと思います。

以下、主な内容を抄訳します。

・2018年1月1日~2020年12月31日の期間、新たに購入した設備、器具で単位価値が500万元を超えないものは、一括して損金算入することができる。
・いわゆる設備、器具とは、建物、構築物以外の固定資産を指す(以下、固定資産)。
・いわゆる購入とは、貨幣により購入した或いは自ら製造する行為を含む。
・いわゆる貨幣により購入した、には、中古固定資産を含む。
・購入固定資産の単位価値は、購入価格と購入に要した関連費用、事業に供するために支出する費用を以ってする。
・自ら製造した固定資産の単位価値は、竣工までに発生した支出を以ってする。
・購入した固定資産の購入時点は、分割払いの固定資産を除き発票の発行時間を以ってする。
・分割払いの固定資産の時点は、固定資産が到着した時間を以ってする。
・自ら製造した固定資産の時点は、竣工の時間を以ってする。
・固定資産を事業に供した月が属する年度で一括損金処理する。
・一括損金処理を選択した場合、会計と税務では処理に不一致が生じる。
・一括損金処理は企業が選択できる。選択しない場合、以降の年度で変更することはできない。
・企業は、《国家税务总局关于发布修订后的〈企业所得税优惠政策事项办理办法〉的公告》の規定に従い、(固定資産購入の関連資料(発票など)、固定資産台帳、会計と税務の不一致管理台帳を保存しなければならない。

特に注意するのは、
・最初に一括損金処理を選択しなかった場合は以降も選択できないこと
・資料をきちんと保存しておくこと
くらいでしょうか。

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