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中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

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海外ビジネスの成功の秘訣とは? アウトバウンドだけではありません! インバウンドを活用してグローバルに展開しましょう! 

      2020/03/22

海外に自社の商品を販売したい、という日本の中小企業が増えています。
当社にもそれら企業からの相談が絶えません。

相談に来られる企業の方が、思い描く海外展開のほとんどは、
・海外進出
です。

ただ、中小企業にとって、海外進出にはメリットもありますがリスクもあります。
本日は、海外ビジネスを検討されている中小企業の方に向けて、気を付けるべき点や、画期的な方法についてご紹介します。

1.海外進出のメリットとリスク

グローバル市場にアクセスする方法には、大きくに2つの方法があります。

まずは、
・海外に投資
する方法が思い浮かびます。いわゆる海外進出ですね。

具体的には、
・海外に子会社を設立してそこを拠点に製造したり販売することで自社製品やサービスを海外の人に販売する
やり方です。

日本親会社は、
・海外子会社からの配当、ロイヤリティー、コンサルティングなどで投資した資金を回収する
ことになります。回収した資金を元手に、日本では研究開発や新たな国へ投資することになります。

メリットも多い方法ではありますが、デメリットもそれなりにあります。
例えば、
・中小企業では、複数国に展開するには人と金が足りない
・進出国の政治状況などにより子会社の経営が不安定になる
・進出国によっては撤退することが難しく、失敗したときのリスクが巨大である。
などがあります。

管理するもの大変ですので、現地子会社で不正が発生することもあり、横領などで多額の損失を被ることもあります。

つまりはアウェイなので、日本国内で展開するのとは大きなギャップがあります。

2.海外進出のリスクを払しょくする方法とは?

これに対して、これらデメリットを払しょくする方法があります。
それは、
・海外から投資を呼び込んで、日本で合弁して会社を設立し、そこを拠点に製造したり輸出したりすることで海外の人に販売する
方法です。

個人的に、
・最初の方法をアウトバウンドグローバル
・二番目の方法をインバウンドグローバル
とネーミングしています。

インバウンドグローバルは、アウトバウンドグローバルと違い、ホームである日本がベースになります。
このため、慣れない外国の法規制などに対応することもアウトバウンドグローバルに比べて負担ではないので、リスクが軽減されます。

また、人の配置もアウトバウンドグローバルに比べて楽だと思います。
海外には赴任したくない、という社員さんも国内であれば問題ないでしょう。

このほか、
・海外市場の開拓は大変な苦労が伴いますが、合弁相手の海外企業のネットワークを活用できる。
・日本企業は日本国内での製造や仕入れに注力できるので、これまでやってきたノウハウやサプライチェーンが活用できる。
・製造ノウハウの重要な部分は、日本株主100%の既存会社に残すことで保持できる。
・法規制は慣れた日本の法律
・出資比率で海外勢が多数で、日本サイドが少数株主となっても種類株式の活用で権利が保持できる。
・失敗して清算するにしても海外で清算するのに比べて楽
などなど、アウトバウンドグローバルよりもやりやすいのではないかと思います。

また、日本で工場を新規投資するため雇用を創出できるため、海外で工場を作るよりも日本経済に貢献できるのではないかとも思います。
配当やロイヤリティーなどは、日本で設立した合弁会社からもらえますので、これはアウトバウンドグローバルと同様です。

このよう方法を地方創生に役立てようと、静岡県内の一部自治体はMIJBCというネーミングで活動しています。
私もこの活動の理事として関与しています。
・中国市場や華僑ネットワークは魅力的ですが、中国に進出すると大変そうだ
ということで諦めておられる企業も、インバウンドグローバルであれば、ベースは日本ですから中国に進出しなくても魅力的な市場にアクセスすることが可能です。

もちろん、日本国内には中国など国外勢の日本への投資を懸念する人もいますので、それらに対する一定のケアも必要だろうと思いますが、合弁で会社を設立することに、国を揺るがすようなリスクがあるようには思えません。
それ以上に、人口減少やアウトバウンドグローバルの空洞化で日本経済が低迷するほうが、国にとってはリスクが大きいと思います。

3.インバウンドグローバルを進める上でのポイント

インバウンドグローバルを成功させるポイントは、なんといっても、
・相手
です。
アウトバウンドグローバルでも相手は重要ですけど。

では、いい相手をどう見つけるか?ですが、これには地道に多くの相手と面談や交渉をする、ことになると思います。
最近、多くなっているのは、
・視察を受け入れ
です。

日本企業とコラボしたい中国などの経営者が日本に視察旅行に来ています。
観光も兼ねるようですが、大部分の日程を企業視察に割いていて、コラボ先候補を探したり、日本的な経営管理手法を学ぼうとしています。
これら視察を複数回受け入れるうちに、考え方が合致する海外経営者と出会ったり、日本式経営管理手法の指導を依頼されて、海外に出張するうちに現地でネットワークができて合弁相手が見つかった、などのことが出てきています。
見学させたくない部分は見学ルートから外せばいいので、これらリスクは自社でコントールすることが可能です。

4.まずはご相談を

繰り返しになりますが、海外展開となると、すぐにアウトバウンドグローバルが思い浮かびますが、インバウンドグローバルも有効な方法ですので、同時に検討していただければと思います。

アウトバウンドグローバルかインバウンドグローバルか、どちらがいいかを検討されたい方はご連絡ください。
様々な角度でアドバイスし、貴社の海外展開、グローバルビジネスをご支援します。

また、当社には、中国企業家団体から視察の依頼が持ち込まれます。それらを貴社を紹介することも可能です。
受け入れのアシストもしておりますので、何をどのように説明するのか?など当日や受け入れ前後の準備などのアドバイスをすることも可能です。
もちろん、視察受け入れ後の中国企業との商談フォローもアドバイスできます。

グローバルビジネスを強化したい、という方は、こちらからご相談ください。

【講師のご依頼はこちら】
講演や研修の講師を承っております。これまでのテーマには以下のようなものがあります。
・中国経済データや中国税務政策から見た中国経済について
・中国人との付き合い方について
・中国会計や中国税務の基礎講座
・中国子会社の不正防止
これら以外のテーマもご相談ください。
料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。

【顧問サービスのご案内】
当社は、毎月貴社を訪問して、法改正や経済動向の解説や対応のアドバイスを行うサービスをしています。
法改正への対応が遅れると、行政処罰や労働争議などのトラブルが生じかねませんので、是非、本サービスをご利用ください。サービスの詳細や料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。

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