成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

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ブログ執筆者の自己紹介ページ

      2020/06/06

本ブログを執筆しています、諸戸です。
このページで私の自己紹介をさせていただきます。

1.私の本業について

私が普段提供しているコンサルサービスは、一言でいうと以下です。
・中国コンサルサービスというよりは、中国動向も語れる経営戦略コンサルサービス

中国ブログを執筆していることで、
・中国に関する専門家
というイメージを持っていただいているようで、寄せられる無料相談の多くは中国ビジネスに関するお問い合わせです。

しかしながら、私が普段、お客様にご提供しているコンサルティングは、中国ビジネスというよりも、中国経済動向を踏まえて経営戦略をどうするかのコンサルティングです。

中国ビジネスは市場が大きく魅力的ですが、一方で政治的な影響を受けることも多いため、中国と関わる日本企業にとってはチャンスとリスクが背中合わせになっています。
いずれにしても日本企業の経営にとっては重要なファクターであるため、中国ビジネスに関するご相談には対応していますが、これは日本企業の経営の一側面でしかありません。

中国ビジネスの課題に対応する際には、日本企業の状況や方向性を踏まえて対策を検討します。このため、中国子会社の運営に関するご相談をいただきつつも、日本親会社の状況も確認させていただき、
・日本企業の戦略全体から見て中国子会社をどうするか?
・日本企業の国内戦略や他の海外戦略をどうするか?
を経営トップの方と検討しています。
これが私の本業で、中国コンサルだけをしているわけではありません。

現在、コンサルティング契約をしていただいているお客様に対しては、中国子会社の課題に関するアドバイスのみをご提供するお客様もありますが、大部分のお客様には、日本親会社やグループ全体の経営に関するアドバイスをしています。

2.私のベーススキルついて

コンサルティングをご提供する際にベースとしているスキルは、財務管理とケーススタディーです。

経営トップと一緒に日本親会社やグループ全体の戦略を立案検討する際、様々な選択肢を検討しますが、その実現に関して、突っ込んだ質問をさせていただき、実現可能性の高い戦略に仕上げていくお手伝いをしつつ、財務面から見て、無理がないか、成功可能性が高いかを検証し、経営トップのビジネスアイデアの実現を支援します。
財務でビジネスアイデアを検証すると、ダメなアイデアは財務的に詰めていく際に、ボロが出ますので失敗を回避できます。
このスキルは、戦略検証と確からしさのアップのために使用します。守りのようなものです。

また、経営戦略を検討する際、他社のケースを参考にすることで、実現可能性を高めることができます。失敗ケースは他山の石にできますし、成功ケースはアイデア出しのヒントになります。これについては、参加している経営学会などでたくさんの成功事例を見ていますし、企業再生ファンド運営者としてのキャリアを通して失敗企業の事例も多く見てきましたので、これをベースに内容の濃いアドバイスを提供できると思います。
このスキルは、ビジネスアイデアを膨らまし儲けるためにどうするかを考える際に使用します。攻めの部分ですね。

3.私のキャリアについて

キャリアや業務歴の一覧表については、こちらをご覧ください。
経営コンサルの世界に転職した経緯、経営コンサルとしてのキャリアなどをご案内します。

(1)ミサワホームから経営コンサルティングへ
大学卒業後は、ミサワホームに入社しました。
ミサワホームは、メインバンクだった三井、東海、三和とともに半ば国策的に実質倒産に追い込まれ、今は、トヨタホームの子会社になっています(私が退職したときは健在でした)。
当時のミサワホームは、新宿に本社がありましたが、工場は自社で抱え、ディーラーは子会社として運営していました。ご縁あって新宿本社に入社しましたが、本社入社の者は、子会社に出向して住宅ビジネスの実務を経験するとともに、本社社員として子会社の経営についても学ぶということやっていました。
各地の子会社の社長のお話を研修という形で伺いましたが、面白いもので同じ商品を販売しているのに、地域子会社によって経営成績が全く異なっていました。
大学卒業直後の私には、なぜ違いが出るのかは、正直なところよくはわかりませんでしたが、なんとなく感じたことがありました。それは、
・業績がいい子会社の社長は魅力的な人が多い
ということでした。
業績がいいので気分がいい、のか、気分がいいので業績がいいのかは分かりませんでしたが、その違いを感じたことで、「経営」という分野に興味を持つようになりました。
どうやら経営の良し悪しは社長に寄るところが大きいな、と考え経営に興味を持ち様々な書籍を読み始めることになりました。
もともとは学校の先生になろうと思いわざわざ教育大学に入学したため、経営の分野には全く知識がなかったので、ここから経営に関する書籍を読み漁り、経営コンサルティングという仕事があることも知りました。
これをきっかけに経営コンサルティングに転職し、今もしています。

また、ミサワホームでは、「会社は社長次第」ということ以外にも2つのことを学ぶことができました。
一つは粉飾決算の恐ろしさ、もう一つは参謀の重要性です。

ミサワホームは、工場は自社、販売ディーラーは子会社でした。当時は連結会計が義務化されていませんでしたので、上場会社といえども単独決算での開示でした。このため、多くの会社で決算間際に工場で製造した製品を販売子会社に押し込み販売し、本体で未実現利益を計上し、利益をかさ上げしていました。副社長との懇親会で私の同僚がこれを指摘し、当時の副社長がしどろもどろになっていた記憶が強烈に残っています(副社長は財務担当ではなかったので、決算間際の押し込みは営業的にはいいことだと思っていたようです)。これが財務と経営の関係を学ぶ動機になりました。

参謀の重要性は、三澤千代治社長と山本専務の関係から考えさせられました。
ミサワホームの創業者である三澤社長は、当時は史上最年少での東証一部上場を果たした社長としてカリスマ経営者となっていましたが、三澤社長一人でミサワホームをそこまでの企業にしたわけではなく、私が入社する以前には、三澤社長を支える参謀役として山本専務がおられ、二人三脚でやってこられたそうです。
しかし、山本専務は1985年日航機御巣鷹墜落事故で亡くなってしまいます。
参謀役を失ったミサワホームはそこからおかしくなった、ということを多くの方からお聞きしました。ホンダやソニーも二人三脚で発展してきたようですが、ミサワホームも同じような軌跡をたどっていたようです。
その後、ミサワホームはバブルの波に乗ってゴルフ場開発、リゾート開発、街づくりに突き進んでいきました。私は当時、社内におりましたので、これら構想の理念をよく聞かされていました。
三澤社長は暴走状態になり、ミサワホームは、バブル崩壊後そのまま実質倒産してしまいました。
この経験から参謀役としてのコンサルタントを目指したきっかけになったように思います。

※ミサワホームでは、住宅販売営業もしておりました。間取りを検討するゾーニングや木造や鉄鋼などの構造についても語れますので、新築をお考えの経営トップの方には、経営アドバイスに加えて建築アドバイスも、(少しは)できますのでご相談ください。また、建築業界に対しては実行予算管理などもアドバイスできますので、こちらもご相談ください。

(2)経営コンサルタントとしてのキャリア
①人事コンサルとしてスタート
まずは人事コンサルとしてキャリアをスタートしました。
人事制度構築や研修講師などです。教育大学出身なので自然とそうなりました。
職能資格等級、賃金テーブル、考課制度などの導入定着が主な業務です。
ただ、これらの制度設計自体はとても重要なのですが、これらを十分に機能させようとすると、業績をどう測定するか分野が絡んできます。
業績をきちんと測定しないと人の評価の大部分を占める定量評価ができないからです。
そこで社内転職し、業績を測定する経営管理制度構築コンサルとしてのキャリアをスタートしました。

②経営管理制度コンサルに社内転職し、株式公開支援コンサルも行う
経営管理制度コンサルとしては、会計ソフトの導入、月次決算、部門別などのセグメント別業績測定制度、原価計算制度の構築などを行いました。
これらは人事制度と両輪となって、企業経営の基礎的インフラになるものです。
また、時期的にITバブルが到来し、株式公開が一大ブームとなっていました。
株式公開するには、原価計算制度などの社内の経営管理制度がしっかりできていないと上場審査が通らないため、株式公開を希望する企業に対しても、経営管理制度コンサルティングを提供していました。
資本政策や株式公開の書類作成支援もし、結果、2社のお客様が株式公開を実現していただけました。

③企業再生コンサルへ転身
そうこうすると、ITブームが去り大不況時代となりました。
税務的にも会社分割などの組織再編税制が整備され、また、M&Aも認知されるようになり、企業再生をしっかりしていこうという機運が国全体に巻き起こりました。
当時は、RCCという機関が企業再生を担当していましたが、我々もこの頃から企業再生支援を手掛けるようになっていました。私も企業再生コンサルを新しいキャリアとしてスタートさせました。
その後、全国各地に中小企業の再生を専門とする経済産業省傘下の中小企業再生支援協議会が設立されたり、民事再生法や産業活力再生法なども使い勝手のいいものになり、国の支援体制が整っていきました。
しばらく企業再生をしておりましたが、その後、ご縁もあって、当時のUFJ銀行グループと国が中心となって設立した中小企業再生ファンドの運営に携わることになりました。
再生ファンドマネージャーは、買収した企業の価値を上げて、買収価格よりも高く売却して利益を得る仕事です。
本来、企業再生は再生支援協議会などが支援すべきものですが、あまりに経営状態がひどいと手に負えないことも出てきます。
我々のような企業再生ファンドは、このような手に負えないような企業を買収し、雇用を維持するため、企業存続を支援するのが仕事です。
とはいえ、経営状態がとても悪いので、大部分の社員の雇用を守るため、一部の社員には会社を去ってもらうこともありました。
当時は、全体を守るため仕方がないと言い聞かせ指名解雇をしていましたが、元はといえば、そうなる前に打つ手はいくつもあったのに、それができなかったことが要因ですので、企業再生の状態になる前になんとかしておかないとこれらのことを防ぐことができません。
もちろん、コストカットせずに再生できた他社の事例もあると思いますが、再生ファンド入りするような企業の場合は、コストカットせざるを得ない案件ばかりでした。
このコストカットの経験を通して、企業は再生状態になってはいけないし、そうなる前にありとあらゆる販路を開拓し収益源を多様化させておかなければならないと身をもって痛感しました。

④そして中国へ
再生ファンドのファンドマネージャーとしてのキャリアが終わり、しばらくはM&Aを中心に仕事をしておりましたが、ご縁あって中国に関わることになりました。
中国に関わることにした理由は、
・企業倒産を避けるためには、海外といえども販売チャンスを逃してはいけない、このため、まずは大市場である中国を皮切りに、日本企業のグローバルな販路拡大のご支援をし、再生企業を減らしたい
という、ファンドマネージャー時代に抱え込んだ問題意識でした。
ということで、今は、中国へ投資された日本親会社の投資資金の保持(中国子会社の運営管理制度の構築など)や、日本企業と中国企業の連携ビジネスの支援に力を注いでいます。
ただ、残念ながら、連携ビジネスが始めたばかりということもあり、また、日本企業の中国企業に対するアレルギーもあって、十分な規模にはなっていません。
もう一工夫して軌道に乗せて、日本企業の売上拡大に寄与したいと考えています。

4.私の具体的なサービスについて

これまでのキャリアやスキルをベースに以下のサービスを提供しています。
ご興味ありましたら、お申込みください。

1.経営顧問サービス未来戦略検討アドバイザー
・社長と一対一で経営の未来についてディスカッションします。目の前の課題に対する対処策の検討をしつつ、中長期の姿も一緒に検討したく思います。
・詳細のサービス内容はリンク先のページでご確認ください。

2.制度構築サービス
・業績測定のための会計制度、経営意思決定のための会計制度の構築をお手伝いします。
・制度構築での私の担当分野はいわゆる要件定義と言われるものです。制度運用は最終的にはシステムを使って測定されたり可視化されますが、実際のプログラム構築はシステム会社の役割となります。私は、そのプログラムの前提となる、制度のコンセプト作りや測定のためのルール作り、活かし方についてアドバイスします。
・これまで構築してきた制度は、月次決算制度、部門別などのセグメント会計制度、原価計算制度、職能資格制度です。

3.社員研修サービス
財務研修中国研修の2分野を提供しています。
・財務研修は、管理者向けの計数管理講座からM&A講座まで幅広に対応しています。
・中国研修は、中国経済解説から中国税制改正まで経済や財務分野のテーマで講演や研修をしています。
・詳細の研修内容はそれぞれのリンク先のページでご確認ください。

4.M&Aコンサルティング
・M&Aのステップをワンストップで支援します。
・ステップとは、相手探し(ソーシング)、売却や買収戦略(税務戦略を含む)、企業評価、買収調査、交渉、契約、統合調整、などを指します。
・海外企業への売却の場合も対応可能ですのでご相談ください。

5.企業再生コンサルティング
・企業再生手続きには大きく2パターンあります。
・再生支援協議会などの公的機関の関与を受けて金融機関と交渉する手続きと、公的機関の支援を受けずに私的に交渉する手続きです。公的機関が絡むと公的機関が認定するコンサルティング会社が指名されてその会社の再生手続きを支援します。
・私は、私的の再生手続きの場合のアドバイザーをすることもできますし、公的機関が絡む場合でも、指名されたコンサル会社の言っていることが正しいかどうかのセカンドオピニオンアドバイザーとしてもサービス提供できます。
・私は、再生支援協議会が設置される前から企業再生支援に従事していますし、過去には国も出資する再生支援ファンドのマネジメントもしていましたので、しっかりしたアドバイスをご提供することができると思います。

6.中国ビジネスコンサル詳細はこちら
・進出から撤退までの手続きや管理についてご支援します。
・進出フェーズでは、視察アレンジ、進出事業計画、進出地選定、設立手続きなどを支援します。
・運営フェーズでは、社内規定の整備、親会社への報告制度、子会社に出向いての現金や在庫の管理状況の調査、不正調査がメインサービスになります。
・撤退フェーズでは、会社抹消登記、売却支援がメインになります。
・詳細詳細のサービス内容はリンク先のページでご確認ください。

以上、私の自己紹介でした。
貴社のビジネス成長の役に立ちそうだ、ということでしたら、貴社の経営顧問に加えていただければ思います。

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