中国 総経理が知っておくべき10の税務リスク(その2) 正式な手続きをしない場合の罰則は?
国家税務総局(中国の税務局の総本山です)のホームページに「総経理が知っておくべき税務リスク」について記事がありましたので、ご紹介します。どれも知らないと罰金や罰則になるものですので、無駄な支出の防止や逮捕されないためにも参考にしてください。
今回は、第2回「正式な手続きをしない場合の罰則は?」です。
企業を清算する際に、赤字で納税額がないことなどを理由に、正式な税務登記末梢手続きしなかった場合、税務上は「非正常企業」として分類されることになる。同時に「不良信用記録」が記録され、以後、再び登記をしたり会社に投資する際に大きな悪影響があるので注意が必要である。「非正常企業」の記録を解除する際には、無申告期間の長短によって数万元以下の罰金が科せられる。
中国に清算に限らず、行政手続きが複雑なので、担当者に丸投げせずに、専門家と相談確認しながら進めていただければと思います。
なお、撤退時のスキームには清算以外に「持分売却」があります。清算よりは簡単な撤退手法(進出および撤退支援)なので、検討ください。
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