中国新型肺炎ニュース 中国でも新規患者が増加しています。サプライチェーン断絶にご注意ください。
中国でも冬の到来とともに、(日本ほどはひどくありませんが)コロナ患者の新規患者が増えています。
国家衛生健康委員会のプレスによると、6日は、
・全国で63件の新規増加
・内、国外からの流入は11件(上海5件、河北2件、広東2件、陝西2件)
・内、国内発生は52件(河北51件、遼寧1件)
の新規患者増加となったとのことです。6日の死亡者はいなかったようです。
検索エンジン百度の特設ページでは以下のように表示されています。
日本のメディアでも報道されていますが、新規増加が多い河北省では、省都の石家庄市で大規模な核酸検査が実施されています。6日午後5時時点で累計で延べ200万人の検査が実施され、陽性は7件だったそうです。
また、北京や浙江省などでは国外を含む域外流入を防ぐため、14日の隔離期間に加え+7日(またはさらに+7日)の自宅などでの隔離を要求しています。
素早い対応で初期に抑え込みを図るため、年初のようなパニック状態や経済に影響の出る工場閉鎖に至る可能性は低いかと思いますが、春節前後に、より一層の強制的なロックダウン措置があるかもしれませんので、中国の子会社や協力会社から原料や部品を購入している日本企業は、年初のようなサプライチェーン断絶による事業への影響について注視していただければと思います。
日系子会社が多い、広東、浙江、上海、天津、遼寧は増加傾向ですので、ご注意いただければと思います。
中国の経済動向や法改正は、子会社の経営だけでなく、日本親会社の経営戦略にも影響します。
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