後継社長という人生 ~企業存続 8つの壁を乗り越える

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後継社長という人生 ~企業存続 8つの壁を乗り越える

アタックスグループ編著
かんき出版 2,376円(税込)
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後継者が乗り越えなければならない課題を「8つの壁」として取り上げ、いかにその壁を乗り越えていくべきかを実際のコンサルティング現場で行われている実務的な手法を紹介しながら小説仕立てで解説します。 btn_view_sample_mini

目次

はじめに

第一の壁 迷い

  • 創業社長の危機
  • 父親としての「本音」
  • 後継者としての迷い
  • 後継者の悩み
  • 親子二代でかなえる夢
  • 壁を乗り越える~社長を受けるべきか、否か
     ・事業承継でよく目にする4つのパターン
     ・あなたの社長度がわかる自問自答リスト

第二の壁 自己変革

  • 革新を続ける
  • 重荷を背負う覚悟
  • 意識を変える
  • 壁を乗り越える~自分の風土を変える
     ・自分の意識を変える3つの特効薬

第三の壁 数字力

  • うちの経営はどうなっている?
  • アール・オー・エーの呪文
  • 会社を存続させるために
  • 壁を乗り越える~すべてを数字で話す
     ・つぶさないための経営を体に染み込ませる
     ・攻撃力を数字で分析する
     ・守備力を数字で分析する

第四の壁 ビジネスモデル変革

  • 下請け企業のリスク
  • スマイルカーブの位置
  • フレームワークで考える
  • 壁を乗り越える~新しい価値を創造する
     ・ビジネスモデルは「1V3C」で考える
     ・ビジネスモデル検討の手順を示す
     ・事業における「守・破・離」

第五の壁 リーダーシップ

  • 新製品の開発
  • ハードワークと家族
  • 壁を乗り越える~人心を掌握する
     ・革新できない間違ったリーダーシップの例
     ・外向き志向で革新的リーダーシップをめざす
     ・リーダーシップを習慣化する

第六の壁 中期経営計画

  • 突然の社長就任
  • 銀行の対応
  • 社長としての意識
  • 中期経営計画策定プロジェクト
  • 壁を乗り越える~誰からも信頼される夢を描く
     ・使えない「中期経営計画」になる理由
     ・使える「中期経営計画」づくりのポイント

第七の壁 人材

  • 二つの異なる事業
  • 新しい制度への取り組み
  • 第二の創業
  • 壁を乗り越える~戦略的人材をそろえる
     ・新鮮なカマスを放り込む
     ・ミニ社長を何人も育てておくこと
     ・戦略的人材を育てる人事制度

第八の壁 事業継続

  • 次の事業承継
  • 時期社長候補
  • 社長交代のとき
  • ピュアな人
  • 壁を乗り越える~次の代へバトンタッチする
     ・「次の代へのバトンタッチ」の鉄則

本文サンプル

●第一の壁 ― 迷い

<創業社長の危機>

「もしもし、慎介? お父さんが大変なことに・・・・・・!」
時間は午前三時をまわっていた。母からの電話に、西山慎介は動揺した。
「オヤジが?わかった。すぐ行く。病院は・・・・・・」
西山慎介は大学院を卒業後、大手家電メーカー日芝へ入社した技術者である。現在、二 十九歳。入社以来、設計部に所属し、現在は冷蔵庫やエアコンなどの家電をインターネ ット回線で結んで情報共有する、いわゆるインターネット家電の仕事についている。 仕事はおもしろくて仕方がなかった。つねに最先端の技術や理論にふれることができ、 上司も技術者として尊敬できる人たちばかりで、同僚にも優秀な人財がそろっていた。部 下も数人任され、管理職の卵としても充実した毎日を送っている。
厳しい就職活動のなか、大学時代の友人たちの多くはベンチャー企業に就職を決めた。
しかし、慎介は、最初から・・・
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●第三の壁 ― 数字力

<うちの経営はどうなっている?>

たいていの創業社長は現場を熟知しており、勘もよいため、経営数字については、損益計算書の売上、粗利、経常利益程度しか関心を示さないものである。西山工業の社長、西山隆男もこの三つしかチェックしていなかったが、どうも慎介の場合はそうもいかないようだ。 後継者塾で知り合ったある二代目社長の会社では、バブルの時代に“いけいけどんどん” の積極姿勢で経営を行なった結果、「雇用」「生産設備」「借入金」という三つの過剰を抱え込んでしまった。
しかも、その後・・・
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●第五の壁 ― リーダーシップ

<新製品の開発>

西山工業のもつ技術や市場の状況など、さまざまな角度から検討した結果、慎介はついに、「これだ!」と思える新しい“ネタ”を見つけだした。そのことを社長の隆男に手短に報告したあと、設計部の野坂明夫を会議室に呼び出した。
「取締役、私に用とはなんでしょうか?」
野坂はこの春から設計部副部長に就任した、仕事熱心な古参の設計者である。・・・
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●第六の壁 ― 中期経営計画

<突然の社長就任>

自分の思いを正しく伝えること、そして社員の思いや考えを聞くことの重要性を痛感した慎介は、積極的に社員の輪のなかに入っていくようになった。これまでの、孤立してもかまわないという姿勢とは一八〇度の変化であった。そうした慎介の変化に、社員たちは最初はとまどったものの、一所懸命、自分たちの意見を聞いてくれる慎介にしだいに好感をもつようになっていった。
「生産段階まで、あとすこしですね」
新製品の開発は、相変わらず深夜まで続いていたが、設計部副部長の野坂の顔は充実感でみなぎっていた。・・・
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編著者紹介

  • 執筆者 : 高橋 寛
  • 執筆協力者 : 西浦 道明、丸山 弘昭、北村 信貴子、錦見 直樹、奥村 浩