社長の幸せな辞め方 ~事業承継 3つの選択

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社長の幸せな辞め方 ~事業承継 3つの選択

アタックスグループ編著
かんき出版 3,240円(税込)
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事業承継の実学と美学 会社の上手な任せ方とは?61年間で延べ1200社以上の事業継承に立ち会ってきた「社長の最良の 相談相手」アタックスグループが、事例を交えながら関係者皆が幸せ になる手法を適切にアドバイスします。 btn_view_sample_mini

目次

はじめに
社長の幸せな辞め方・チャート図

序章 いかに辞めるか ~ 三つの選択肢がある

  1. 二十年かけて後継者を育て上げる
  2. 経営統合後の上場で債務保証から開放される
  3. 承継など考えず、事業売却という方法もある
  4. 廃業で幸せをつかんだ経営者
  5. 社長の辞め方にみる典型的な失敗例
  6. 社長を辞めるにさいしての三つの選択

第一章 後継者の選定

  1. 後継者として”ベストの人材”とは
  2. “ベストの人材”をどう選ぶか

第二章 後継者の育成 ~ 四つのケースに学ぶ

  1. 社員の信頼を得てリーダーシップを発揮する
  2. 計画的に後継者が育つ「場」をつくる
  3. 最重要の業務をまかせて自信をつけたケース
  4. 親が自然体で経営の第一線から退いたケース
  5. 幼少期から計画的に後継者を育てたケース
  6. 親が子どもの才能を見抜いて成功したケース

第三章 後継者のための親族株主・銀行対策

  1. 親族株主への対策をどうするか
  2. 銀行への対策をどうするか
  3. 銀行の担保・保証を整理する

第四章 後継者への自社株承継

  1. 自社株の承継とは何を意味する?
  2. 後継者がオーナー一族の場合の自社株譲渡
  3. 自社株承継のコストダウン戦略を立てる
  4. オーナー一族以外の後継者への自社株譲渡

第五章 後継者のための経営のしくみ

  1. 明確な経営理念を後継者に伝える
  2. 経営ビジョンを策定する
  3. ミドルアップダウン型経営で人材を育てる
  4. 経営幹部の人事をどうするか

第六章 社長退任後の役割と報酬

  1. 社長退任後の役割を考える
  2. 社長退任後の報酬と退職金を決める

第七章 キャッシュアウト

  1. MBOか、M&Aか
  2. キャッシュアウトの成功事例
  3. 株式上場は有利か、不利か

第八章 廃業

  1. 幸せな廃業を選択する
  2. 廃業プロセスのマスタープランをつくる

本文サンプル

序章 ― いかに辞めるか ― 三つの選択股がある

1|二十年かけて後継者を育て上げる

<一つも結果を出せなかった長男を社長に指名>
建設会社X 社は、昭和三十年代に現会長のY さんが創業して以来、公共土木工事を中心に業容を拡大してきた。昭和五十年代後半からは民間建設工事分野に進出し、これを積極的に展開し、それなりの収益部門にまで育てることに成功していた。
さらに、資材置き場として使っていた一万坪の土地を活用し、平成に入ってからは建設廃材のリサイクル事業にも進出していた。Y さんはだれもが認める名士であり、X 社は地域一番の建設会社であった。
いまから二十年前、Y 社長は、中堅商社に勤務していた長男Z (当時三十五歳) を後継者候補として引き入れた。Y 社長は、三人いる子どもたちのうち、もっとも度胸のすわっていた長男が経営者としてのDNA を受け継いでいると思っていたからだ。
Y 社長はZ を入社させるなり、営業につかせた。そして、同じ営業でも、・・・

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第四章 ― 後継者への自社株承継

1|自社株の承継とは何を意味する?

<自社株は経営権と財産権をもつ経営の根幹>
社長を辞めるにさいして、自社株の譲渡は決して避けて通ることができない。なぜなら、オーナー社長にとっての自社株は、「経営権(支配的な立場で経営に参画することを目的とする権利こかっ「財産権(経済的な利益を目的とする権利こという、まさに経営の根幹に 相当しているからだ。
まず、承継によって、あなたの後継者が経営権相当の自社株を手に入れた場合の経営的な意味合いだが、その瞬間から、後継者はオーナー経営者になる。オーナー経営者になるということは、経営支配により会社が「自分の会社」になるということだ。こうなることのよい点は、・・・

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第五章 ― 後継者のための経営のしくみ

1|明確な経営理念を後継者に伝える

<経営理念を引き継ぐ>
あなたが後継者に経営のリーダーシップを渡すためには、次の二つが必要である。
1.「これで後継者に経営をまかせても大丈夫」という後継者への信頼
2.「これなら自分が現社長に代わって経営トップとして事業をやっていける」という後継者の自信
この信頼と自信が噛み合ってはじめて、スムーズな経営承継が可能となる。この章では、社長と後継者の信頼と自信の摺り合わせにいちばん重要となる「経営理念」について考えてみたい。
経営理念とは、長期的な立場から、会社がステl クホルダーのために何を実現しようとしているかを社内外に表明したものである。ステl クホルダーとしては、お客様、社員、株主、取引先、地域社会が考えられる。経営理念を考えるうえで、第一に重視すべき・・・

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編著者紹介

  • 監修者 : 高岡 次郎、浅井 金三、丸山 弘昭、西浦 道明
  • 執筆者 : 西浦 道明、丸山 弘昭、森 治幸、林 公一、磯竹 克人、平尾 敏也、
           稲垣 謙二、中神 邦彰、伊藤 彰夫
  • アドバイザー: 片岡 正輝、愛知 吉隆