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書籍

社長の財布 「死に金」を活かす人、「生き金」を捨てる人(表紙)

社長の財布
「死に金」を活かす人、「生き金」を捨てる人

長谷川和廣 著
2010年 経済界  1,365円(税込)

著者紹介

長谷川 和廣(はせがわ・かずひろ)

1939年千葉県生まれ。中央大学経済学部を卒業後、十条キンバリー、ゼネラルフーズ、ジョンソン等で、マーケティング、プロダクトマネジメントを担当。その後、ケロッグジャパン、バイエルジャパンなど外資系企業で経営幹部や代表取締役などの要職を歴任。2000年、(株)ニコンとエシロール社の合弁会社(株)ニコン・エシロールの代表取締役。50億円の赤字を抱えていた同社を1年目で黒字へ、2年目で無借金経営に変貌させた経営手腕は高く評価されている。

これまで2000社を超える企業の再生事業に参画し、とくに中間管理職である課長を中心に熱烈指導。「課長が元気な会社は赤字でも生き抜くことができる」ことを実感。その経験をもとに、現在は会社力研究所代表として、国際ビジネスコンサルタントとして活躍する一方、再生事業で培った「利益を生み出す組織、仕組みの作り方」を多くの企業に伝えている。

アタックスグループ 顧問。

内容

あなたは、お金を上手に使っていますか?
あなたは、お金の本質を見抜いていますか?

経営とは全社員の努力をいかに効率よく、”お金という数字”に置き換えるかという作業であり、赤字だからといって、即リストラを断行したところで簡単に黒字化するわけではないのです。

お金と上手につき合い、この厳しい世の中を生き抜こうとするための本です。

目次

第1章
お金で成功する人、失敗する人

金の切れ目が縁の切れ目――赤字会社の再生の仕事をしてきた私にとっては、つねにこの言葉を肌で感じ、この言葉の怖さに思い知らされてきました。お金は魔物であり、また人を動かす手段にもなります。そんなお金の持つパワーと、どうつき合えば幸せになれるかを考えます。


第2章
できる人は「情報」をお金に変えるのがうまい

目の前で起きたことや人から聞いた話――そこからどんな情報を引き出すか。そのために机に座っているだけではダメです。とにかく行動範囲を広げること。臭覚を鋭くしてお金のなる木の根っこを探し出すのです。何もせずに指図しているだけでは、現場の生情報など手に入りません!


第3章
節約やリストラでは”利益”は出ない!

私が経験してきたことですが、部下に利益を求めると、8割近くの人がすぐに「節約」を考えて、お金を捻出しようと試みます。でもこれでは組織は停滞するだけ。どうしたらお金儲けできるかを考えなければ、企業は失速します。ビジネスパーソンが節約好きの主婦と同じ発想では情けない!


第4章
考える前に行動。動かなければお金は手に入らない!

私の社長室の机は、かなり小さいものでした。なぜか。それは社長室にはあまりいなかったからです。利益に結びつく考えや情報は現場やお客様が握っているからです。広くて立派で、応接が豪華な社長室は、お金儲けには向きません。社長室という場所は組織の作戦本部であるべきです!


第5章
残業代を惜しむ会社は生き残れない!

2000社の赤字会社を再生してきてわかったことですが、再生できない会社の多くは社員をやる気にさせることが下手な組織でした。つまり、どんなに会社の理念や経営者の考え方が立派でも、残業代をとことんケチるような会社のために働こうとする社員などいない、ということです!


第6章
ゴールを示せば、お金は後からついてくる

何のために仕事をするのか。その目的とゴールを示していない経営者や管理職が多いと感じます。たとえば新人に、「これ、雑用のような仕事だけど頼むね」というような指示をしていませんか。雑用と言われて真剣になる人は、そう多くはないでしょう。仕事のゴール、決めていますか?


第7章
"財布"を見れば経営能力がわかる

お金というものは丁寧に扱った人のところに戻ってきます。金銭感覚のない人やムダな死に金を使う人は最後にしっぺ返しを食らうのです。私は実家が商売をしていたので「1円を笑う者は1円に泣く」という現実を嫌というほど見てきました。あなたはお金を粗末にしていませんか?