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書籍

社長の力(表紙)

社長の力
~逆風の中で成長を続ける3社のケーススタディ~

西浦 道明 著
2005年 かんき出版  1,575円(税込)

勝ちパターンを目指す社長に!
後継社長を目指す経営幹部に!

内容

筆者は、1,700社余の顧問先や講演会などで、一万人近い社長や経営幹部と直接話をしてきた。そうした経験の中からわかることは、どの社長も考えていることは皆同じで、「いかにして儲けて、いきいきと成長を続けるか」である。

本書では、どこにでもある業種三社をモデルケースとして紹介。
いずれも独自の強みを創り出し、ビジネスモデルを上手に変革させてきた。「会社の寿命三十年」の壁を乗り越えて成長を継続させている「社長の力」は賞賛に値する。

《明日からすぐにでも導入して欲しい勝ちパターン》
点で始まった超一流企業との取引を、線にし、面への成長させた印刷会社。
《一石三鳥の勝ちパターン》
後継者に挑戦させて成功、
社員を一切リストラせず業態転換をやり遂げた建設機械販社。
《売れる仕組みづくりに成功した勝ちパターン》 規模拡大にこだわらず、
半年前から予約が殺到するブランドを築き上げた温泉旅館。

●企業を成長させ続けるための「社長の仕事」には次の三つがある。

  • 儲かるように市場を創り変革を続ける
  • 社員のモラールを高めて結果を出す
  • 後継者をつくる

●この三つの仕事を完遂させるには、次の四つの「社長の力」が必ず求められる。

  • 理念体現力(経営理念を自らの信念とする力)
  • 人間力(経営者が鍛錬すべき独特の人間性)
  • 戦略構想力(自社の勝ちパターンを構想する力)
  • 仕組形成力(経営の仕組みを構築し運用する力)

現社長のみならず、経営幹部にも、次期社長候補として「社長の力」をぜひ身につけてもらいたい。本書が「儲けて成長し続ける」ためのヒントになれば、これにまさる喜びはない。

目次

プロローグ

社長の仕事

  • 儲かる市場を自ら創り示す
  • 社員のモラールを高めて結果を出す
  • 後継者をつくる
  • 勝ちパターン経営のキーコンセプト

第一部
成長を続ける三社のケーススタディ

(1)シイエム・シイ(印刷業→マーケティング業)

  1. 印刷業からマーケティング業への上手な業態変革
  2. 創業者の自然体が成長の要因だった
  3. 先代の経営方針を守りながら、点を線に、線を面にした
  4. 仕事への五つの価値観を、経営の仕組みに取り入れる
  5. 黒字のうちに取り組むべき課題

(2)ビックレンタル(建設機械販売業→建機レンタル業)

  1. 急速に縮む市場で、ビジネスモデルを変えて成長を続ける
  2. TQCの徹底した導入で人材育成を図る
  3. 建機レンタルビジネスは宝の山
  4. 後継社長は、用意してもらった舞台で最大限演じればいい
  5. ビックレンタル憲法を作ってまで企業文化をつくる
  6. 「出資をしましょう」と言われる信用とは?

(3)嵯峨沢館(温泉旅館業)

  1. 予約がなかなか取れない二軒の温泉旅館を経営する
  2. 先代女将が考えた小さな旅館を繁盛させる基本
  3. 「ゆっくり静養に来ていただく」という原点に戻る
  4. 「心理と感性の時代」に求められる温泉旅館の開発
  5. 最高のホスピタリティの宿を目指すために
  6. 「間のサービス」をつかむ教育
  7. ブランドの構築で口コミの予約が増える

第二部
「社長の力」とは何か

(1)理念体現力をつける

  • 人生を懸けてもいいと社員に思わせる
  • 顧客から指示される企業の存在価値
  • モデルケースは例外なく原理・原則主義者
  • 社員との相互信頼を図る
  • 経営理念の体現者になる

(2)人間力をつける

  • 社長に求められる胆力
  • 優れた社長ほど臆病である
  • 人に好かれる魅力がメンターとの出会いをつくる

(3)戦略構想力をつける

  • 自社の勝ちパターンを描く戦略構想マップ
  • 顧客価値を生み出す三つの手法
  • コア能力を獲得する
  • 環境の変化とともに変えるビジョン
  • 差別化するビジネスモデル三つの要素
  • 進化を取り入れる
  • 挑戦的な目標を設定する
  • 戦略構想を未来決算書で検証する

(4)仕組形成力をつける

  • 経営の仕組みの建築家になる
  • 自立した人財の育成

(5)社長の資質条件

  • 求められる「心の姿勢」と「力」

(6)後継者の「社長の力」を育てる場と環境づくり

  • 後継者に「社長の力」を身につけさせる
  • 経営を「体験できる場」を与える
  • 経営の知識を「学ぶ場」を与える
  • 現経営者が、後継者の資格条件を公言する
  • 経営理念を明示し浸透させる