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2010年01月17日
営業組織の強化、改革のために ……スパン・オブ・コントロール(統制範囲の原則)

 
 
スパン・オブ・コントロール(統制範囲の原則)とは、管理者(マネージャ)が直接的に管理・統制できる範囲のことをいいます。範囲は「部下の数」であらわされることが一般的で、5から7人程度、多くても10人といわれています。
 
営業組織も同じことがいえます。
 
私も過去の体験からして、営業組織の統制範囲、グループ単位は5から7人が限界だと考えます。
 
営業マネージャ(管理者)のためのコミュニケーション能力(ペーシング・ラポール・リーディング)部下とのコミュニケーション量は、「8:2」の雑談バランスでの記事でも書いたとおり、何より重要なことは上司と部下との信頼関係(ラポール)です。
 
 
 
SFA5.jpg
 
 
 
人間は感情の生き物です。
 
上司の指示がどんなに正しくても、感情の折り合いがつかない場合は従うことができないケースも出てきます。上司は「俺が若いころはそんなこと許されなかった」を主張するかもしれませんが、そういうものです。
 
人間ひとりひとり異なるのです。
 
まして営業は、生産部門と異なり、時間単位、日単位で統制・管理することは困難です。というより非現実的です。
 
部下が10人を超えると、営業が日々何をしているのか「見えなく」なります。そこで「営業活動の見える化」が必要と言い出し、SFAなどの情報システムを導入して「見える化」をはかりますが、これがなかなかうまくいきません。
 
営業活動を見える化しても、結局はひとりひとりとコミュニケーションをしなければ管理・統制できないからです。SFAなどは結局のところコミュニケーションツールであり、「見える化」すれば、部下が自発的に行動を変えるかというとそうではないからです。
 
スパン・オブ・コントロール(統制範囲の概念)からすると、営業組織は以下のようにすべきと私は考えます。
 
 
 
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● グループ単位は5から7人が限界

● グループ長がマネージャとなる ……多くの企業では課長職か?

● 課長に力がなく、部長が全体をマネージメントしている(もしくは部長がでしゃばり過ぎ?)の組織は統制範囲を超えており、正しく機能しない
 
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中小企業ですと、社長みずからが営業会議を仕切ったりするシーンを目の当たりにすることが多いですが、それはやめましょう。マネージャが育ちません。
 
一般企業であれば「営業課長」です。課長が要です。営業課長がきっちりと力を持ち、マネージメントしている会社は営業組織が強いといえるでしょう。
 
結論として、営業組織を強化・改革するためには「営業課長」の育成が第一です。
 
 
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2010年01月17日 05:30