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2010年01月11日
コスト削減管理シートの紹介 ……経費削減ポイントがひと目でわかる! (エクセル)

 
 
コスト削減は、思い立ったらすぐに実現できると信じている人がいます。そういう人は、不要なコストを特定し、コストカットを粛々と実行すれば効果が見出せると思い込んでいる人です。
 
しかし、残念ながら多くの場合、それは幻想です。
 
なぜなら以下の点において、正しくコスト削減されない可能性が高いからです。
 
 
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■ 削減しやすいコストだけ削減しても、効果は薄いから
→ 経費バランスシートを見てもわかるとおり、広告宣伝費、教育費、旅費、交際費などをいくら削減しても「収益カイゼンインパクト」は薄い

■ 削減しにくいコストを削減するためには、高い交渉能力が求められるから
→ コスト削減には間接材費(外部調達費など)の削減が最も効果的と言われる。しかしそのためにはサプライヤーとの粘り強い交渉が求められる

■ コスト削減プロジェクトのリーダーを総務・経理のトップが担うと、保身に走る恐れがあるため、抜本的な見直しが図られない可能性が高いから
→ コスト削減は恒常的に必要な施策であり、もしプロジェクト発足後に大幅なコスト削減が実現された場合、リーダーは「これまで何をしていたのか」と責められる可能性がある。そのため過去の自分を肯定したいがため、「日ごろからコスト削減はしっかりやってます」ということを証明するプロジェクトになってしまいがちだ
 
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コスト削減というのは、もともと「収益カイゼン」が目的のはずです。なのに、まるで「コスト削減」自体が目的だと勘違いされ、プロジェクトが進められてしまうケースが多々あります。
 
そうすると、売上確保に必要な経費まで「一律カット」という大号令にしたがって削減されてしまいます。
 
もし現場の知らない総務・経理部長が社内で大きな権限を握っていて、コスト削減プロジェクトを仕切るようなケースは、特に慎重に監視すべきです。身近なコストを減らさず、縁遠い生産現場、営業現場において必要なリソースに手を付けられてしまうかもしれないからです。
 
 
 
【営業経費バランスシート 削減対象のコストをすべて見える化し、時間軸でモニタリングする】

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そこでコスト削減プロジェクトのリーダーは、以下のことを留意しましょう。
(コスト削減するためには組織横断型のプロジェクトをしっかり作りましょう。中途半端な体制で中途半端にコスト削減を実行することは絶対にお勧めできません)
 
 
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◆ 収益をカイゼンさせるためには、売上アップ&コスト削減が必要

◆ 売上アップに必要なコストを削減してはならない

◆ 売上アップに必要なコストを日ごろから効果測定していないと、すぐに削減対象となる ( → 交際費、広告宣伝費、出張費、交通費など)

◆ 売上アップのための営業・プロモーションに関わる費用を削減すると、現場のモチベーションダウンにつながり、ますます売上ダウンにつながる可能性がある
 
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【営業経費バランスシート コストを見比べると、交際費、教育費、交通費などがいかに小さいかがわかる】

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そこで、収益をカイゼンさせるうえでの「コスト削減」ポイントを以下にまとめました。ご参考にしてください。
 
 
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● 日ごろから売上アップに必要なコストの効果測定を実施する
(コスト削減が必要になってからでは遅い)

● コストをすべて見える化し、正しくモニタリングする
(削減努力と削減効果との因果関係を見ながらPDCAサイクルをまわす)

● コスト削減プロジェクトのリーダーを営業部長などは、タフな交渉能力のある人物に任せる

● 人件費を削減するときは「間接部門 → 直接部門」の順番で実施する
(コスト削減を遂行する部隊は間接部門の方がなる場合が多く、保身に走るケースが多い。つまり同じ間接部門の人を減らすという施策が出にくい、ということである。本社機能を持つ間接部門の肥大化は絶対に避けるべきであり、まずはここから先にメスを入れるのがコスト削減の王道である。また直接部門である「営業部門」「生産・物流部門」を比べると、「生産・物流部門」の人員は「営業部門」の人員と比較して”交渉能力”が低いケースが多く、一般的に不利と思われる。このため「生産・物流部門」の人件費を削る場合は、ぜひとも慎重にお願いしたい)
 
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結局のところ「営業力強化」と同じように、思いついたときに突然「売上が落ちてきたからコスト削減しろ!」といってもうまくいかないものなのです。
 
何事も、日ごろからPDCAサイクルをまわす習慣を身に着けましょう。手っ取り早く成果を出したいと考えるとロクなことはないですから。
 
 

 
 
 

【関連セミナー一覧】  コスト削減テクニックと、営業経費バランスシートも紹介します!
 
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