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2009年10月16日
営業や事業の失敗事例など蓄積する必要ない!? ……失敗学のデータベース化に意味はあるか

 
 
営業活動をするうえで成功事例/失敗事例を蓄積しようとする経営者は多いと言えます。
 
特に経営者たちは「成功事例」よりも「失敗事例」を集めたがる傾向にあります。
 
失敗したことから学びたいということでしょう。「失敗学のすすめ」という書籍も出版されています。
 
しかし、私の過去のコンサルティング経験、そして他社の事例を見ていて感じることですが、営業に関してだけでいえば、営業の失敗事例を集めてもそこから学ぼうとする会社は非常に少数と言えます。
 
 
 
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どういうことかと言いますと、
 
確かに失敗から学ぶことはたくさんあります。
 
「失敗から学ぼうとする姿勢」自体は正しいです。
 
しかし失敗事例は集めるけれども、そこから学ぼうとしたり、対策をとって計画的に現場改善に励んだりする会社は驚くほど少ないのです。
 
つまり作業が「失敗事例の蓄積」までで、ストップしてしまうケースがほとんどだということです。
 
 
私は超「現場主義」です。
 
その理論が正しいか正しくないかではなく、本当に実践するのか実践しないのかで判断します。
 
とにかく実践しなければ、どんなに正しい理論も意味をなしません。
 
少なからず、失敗事例から学ばなくても、現時点における目の前の「改善策」を計画的に解決していくことのほうが大切です。
 
もしも「今そこにある課題」にさえ手をつけず、「失敗から学ぼう」などと拳を振り上げている経営者がいれば、順番を間違えていると言えます。
 
「今そこにある課題」を解決しようともせずに失敗事例から学ぼうと考えている企業があるとすれば、そのこと自体が「失敗事例」かもしれません。
 

2009年10月16日 00:09