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2007年05月02日
★ 4.営業マネジメントは「運用」がすべて
【4.営業マネジメントは「運用」がすべて】
前回の記事で書いたとおり、営業改革するうえでめざすべき指標は「粗利益」「営業利益」などである。
決して、それらの指標を実現するための手段が目的となってはならない。
たとえば「営業日報」、「情報共有の会議」、「営業の作業負担軽減」、「意識改革」……などなど。
どれも大切なことであるが、これらが目的となってしまっては、本来めざすべき先にあるものが霞んで見えてしまいがちだ。
では、数字だけを管理すればいいのか、という話になる。
そうではない。
手段と目的との間にあるプロセスを因果関係で結ぶのである。
たとえば「営業日報」を例として挙げる。
単純に手段と目的をつなぐと、
「営業日報を書く」
↓
「営業利益アップ」
……となるが、こんなに簡単に物事はうまくいくはずがない。
因果関係を整理すれば、たとえばこうなるはずである。
「営業日報を書く」
↓
「上司が営業日報を毎日読む」
↓
「重要案件に対する攻め方のアドバイスをする/ムリ・ムダ・ムラがあれば指摘をする」
↓
「機会ロスの抑制/営業活動の効率化」
↓
「営業利益アップ」
……こう整理すれば、理解ははやい。
日報がいいかどうかは別として、少なくともこのように「運用」されなければ最終目的には到達しない。
目的が「営業に日報を書かせる」ということになっているから、結果が出ないのである。
目的に対して手段を考えるのはいいが、双方をつなぐプロセスを因果関係で結び、それらをきちんとモニタリングすることは不可欠である。
日報でいえば、営業が毎日書いているか、上司が毎日チェックしているか、的確にアドバイスしているか/指導しているか……である。
これらをモニタリングしなければ、ほとんど目的は達成されないといっても過言ではない。
結論から言うと、営業マネジメントは「運用」がすべてである。

では、営業日報を書かせてうまくいかないケースがなぜ多いのかというと、単純に運用しづらいツールだからである。
くどいようだが、営業マネジメントは「運用」がすべてである。
だからこそ、運用は「シンプル」でなければならない。
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